> ニュース > 業界ニュース

エンジンベアリングシェルの取り付け

2024-06-21

1. 設置前検査

a.ベアリングシェルの形状とサイズが技術要件を満たしていることを確認します。ベアリングシェルはシャフト径上に配置され、ベアリングシェルとジャーナルの間の隙間は規定を満たす必要があります。

b.ベアリング シェルとジャーナルの表面がきれいであることを確認し、ベアリング シェルに損傷や摩耗がないか検査します。ベアリングシェルを取り付ける前に、クランクシャフトメインジャーナルと接触するベアリング面に潤滑剤を塗布してください。

2. ベアリングシェルの取り付け

メインベアリングの位置決め溝をベアリングシートの位置決めピンに合わせて、ベアリングをジャーナル上に置きます。下部ベアリング シェルをメイン ベアリング カバーに配置します。軸受シェルがカバーに当接し、位置決め突起が軸受カバーの位置決め溝に突き刺さっていることを確認してください。

3.メインベアリングキャップの取り付け

クランクシャフトをエンジンハウジングにゆっくりと取り付けます。このプロセス中、他のコンポーネントに触れないように注意してください。メインベアリングカバーをかぶせ、固定ネジを取り付けます。主軸受カバーを締付ける場合、通常2~3回に分けて締付ける必要があります。締め付けた後、クランクシャフトを手で回すと、引っかかりもなく柔軟に回転するはずです。

4. アキシアルすきまの確認

クランクシャフトのアキシアルクリアランスを確認し、規定を満たしていることを確認します。ベアリング シェルの取り付けをチェックして、ジャーナルとの適合が良好であることを確認します。ベアリング シェルを指で軽く振って、しっかりと固定されているかどうかを確認します。合わない場合はクランクシャフトメインベアリングカバー後端のガスケットにて調整可能です。


X
We use cookies to offer you a better browsing experience, analyze site traffic and personalize content. By using this site, you agree to our use of cookies. Privacy Policy
Reject Accept